映画館の記録にあるように学生時代はまだまだ名画座の時代。ホームビデオが家庭に入りつつありましたが、まだまだ高価な時代です。名画座も4百円くらいでした。以下に上げる三館はどれも既に閉館されたものばかりだと思います。
三軒茶屋東映は独自のプログラムを工夫していて、向かい合わせの三軒茶屋中央劇場とともによく通った映画館です。劇場内が狭くて、席の後ろ半分がかなり高い階段席になっていました。中央劇場は三軒茶屋の中では一番広く、普段は解放されていませんでしたが、二階席もきちんとある映画館でした。二子東急は二子玉川園駅の遊園地の前にあったきれいな映画館でした。銀座の並木座は東京でも指折りの老舗名画座。閉館の新聞記事を見た時は、そこで初めて見た黒澤明の「生きる」を思い出して胸が熱くなりました。
三軒茶屋東映の思い出
三軒茶屋映画ニュース
二子東急の思い出
銀座並木座の思い出
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